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  • 自然由来重金属汚染土の措置対策
鉱物からの溶出反応

微細な金属鉱物を含む岩石や地層が掘削や浚渫工事により,地表の酸素と接触機会が増えることによって化学反応がすすみます。

発生土などを酸性化

微細な黄鉄鉱が酸化して硫酸第一鉄と硫酸を形成,硫酸は周辺岩盤のpH値を下げて発生土(ズリ)や滲出水を酸性化します。

化学式(発生土などを酸性化)

重金属等の溶出を促進

酸性環境下において,黄鉄鉱・黄銅鉱中に微量に含有していた砒素(多量に砒素を含むと硫砒鉄鉱・硫砒銅鉱)や方鉛鉱中の鉛が溶解しやすくなり,重金属等の溶出が促進されます。

化学式(重金属等の溶出を促進)

溶出量が増加→汚染源

公定法分析では溶出量基準適合であっても,微細な金属鉱物を多く含む土砂状発生土はもとより岩塊状発生土も数ヶ月~数年の期間に【1】【2】の化学反応を経てpH値が低下(酸性化)して,重金属等の溶出量が増加して基準不適合となり周辺環境に対する汚染源となることがあります。

溶出量基準と汚染図

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